兵庫県明石市の閑静な住宅街に建つ平屋。クライアントが「香花園の家」の外壁の焼杉を気に入られ、同素材を採用しています。 奥様が子供服づくりをされているのでそのためのアトリエと、家の中央に屋根付きの大きめのデッキ空間を配置しました。デッキではご主人がコーヒー豆の焙煎をしたり、プロジェクターで映像を見て過ごされているそうです。 中央のデッキ空間を介して、玄関、アトリエ、リビング、庭それぞれが開放的に結ばれている一方、親密な光で心地のいい居場所が点在するよう心掛けました。 ダイニングは奥まったところにあり、造り付けのソファコーナーとなっています。食卓に面した東面の大きな窓からは樹木が見え、頭上からトップライトの光が落ちてきます。 四周を2階建ての住宅に取り囲まれていながらも、落ち着きのある平屋になったのではないかと思います。

所在地 / 兵庫県
規模構造 / 木造平屋建
主要用途 / 住宅
敷地面積 / 285.98㎡(86.51坪)
延床面積 / 97.84㎡(29.60坪)
構造設計 / うきょう建築構造事務所
施工 / 匠建築工房
写真 / 大竹央祐

© noma-kuwaharaarchitects

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